その昔ウインドサーフィンにどハマりしてる時、ウインドの本場マウイ島に一人合宿を何年間か連続で行ってました。期間は2ヶ月前後で1年間貯めたお金をそこで費やしているほど夢中になっていました。
その時の生活は基本朝はランニングや水泳、ジムに行ってトレーニングして昼から風が吹くのでウインドサーフィンって毎日でした。なんかかなりストイックに思われますが目的がウインドサーフィンためだし一人で行ってるので特にやることもなくひたすら体を動かしていました。時々現地のダイビングサービスに行ってダイビング繋がりを作ってダイビングもしてたかな。冬のマウイはクジラに遭遇できるし水中に入ると鳴き声もよく聞こえる。
その時思った事ですが、お金を払ってでもいいから誰かにウインドサーフィンを教えて欲しかった。毎日ではなくても技術的に行き詰まったらワンポイント的にでもアドバイスが時々欲しかった。一人黙々とトレーニングするのは得意ですが、やはりそこには限界がある。
でも今思えばウインドサーフィンに始まり、カイトサーフィン、SUP、フォイルサーフィン、ウイングフォイルとほぼ一人で初めて黙々とやり続けたらそれなりの形になってきました。いつも一人海にでやってるから常に最悪の状況や先を考え、それに対応出来るように思案しながら海にいました。その思考能力が危機管理能力を高めてくれたかもしれません。特に風を扱うスポーツは流されるってことを常に頭に入れないととんでもないことになります。
常にほぼ一人で海でやってきたのでそれなりの危険な目には合いましたが、そんな経験を活かして風が吹く冬の時期にウイングフォイルの合宿的なツアーを以前から開催していました。その思いに共感する方がちらほらいてくれ去年位から一回の滞在が5〜10日ほどでウイングフォイルの為だけに来るゲストが来始めました。
カイトサーフィンの講習やガイドをしてる時は難しい感じってのが先行してほとんど人は来なかったけど、ウイングフォイルは全く初めての方でも可能性を感じてくれる敷居の低さがあるので誰でも簡単にエントリーしてくれるかもしれません。
ウイングフォイルのお陰でマウイで一人ウインドサーフィン合宿をして思い描いてることがだんだん現実になり形になってきたのは嬉しいです。
今は一人教えることや成長に喜びを感じいます。こんな遠くまで来て頂いてるから得るものを多くあるよう教えるのも色々試行錯誤してやっています。
全く初めての方なら陸でしっかりウイングの操作の練習。
さらに小さなボードのようなのを使って練習。このオリジナル練習法が意外にいい。
その後はダガーフィンが付いた大きなボードに乗ってウインドを操作し海上での練習
このボードで同じ位置に行って帰って来れたら本格的にフォイルボードでの練習。
そして出来たら浮いた感覚味わって頂きたいのでボートで引っ張って体験フォイルも可能。これは風が吹かない日などにやるのがお勧め。
講習中ビーチからはインカムを使って遠隔でアドバスしています。
フォイルで問題なのが水深。風が吹いて水深がなかればボートを出して練習することも可能。
後はトライ&エラーの繰り返し。時々アドバイスしながら黙々と練習ありのみ。
ボード、ウイングと各種揃えて準備万端!
冬での水温は20度以下になることなく3ミリスーツがあれば寒さ知らずで出来ます。
西表島はウイングフォイルに最適な環境です。風が吹き続ける冬の時期にぜひお越しください。
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