レスキュートレーニング

海で学ぶ

海でのガイドをしているのでもし何かあった場合の対処方法等のトレーニングは必須です。そのトレーニングは毎年必ず行っており、その開催が少し時間があり本格的な夏になる前のこの時期にやることが多いです。

まずは先日行った八重山SUP協会のガイドインストラクターの更新講習とレスキュートレーニング。ちなみ八重山SUP協会をご説明すると石垣島、小浜島、西表島で年々SUPをやる人が増え出したタイミングで古くからSUPをやってるメンバーできっちり教えれるガイドを育成指導出来る組織を約10年ほど前に設立して現在に至ります。私自身は初期メンバーで一昨年まで協会の会長もしていました。

八重山SUP協会のHPです→こちらをご覧ください

 

この組織のいいところは純粋にガイドインストラクターを育成する所。更にいいのは一度ガイドインストラクターに合格しただけでなく毎年の更新が必要でその中でも漕ぎのタイムトライアルで規定の時間をクリアーしなかったら落ちるか再受講が必要。現役ガイドであればクリアー出来るタイムですが、普段から漕いでいない人からしたらややきついかもしれませんが、そこは現役なのでそれくらいは必要なのでこのような形で技術体力が維持出来ているか毎年再確認しています。

それだけでなく各人がアップデート出来る様な内容と八重山地区と言う同じエリア内ですが島が違うので異なることも多々あり情報交換の場でもあります。レスキューに関しても現役のライフセイバーが協会に数名いるのでレベルの高いレスキュートレーニングを受講することが出来ます。よくあるCPRのトレーニングも流れとその方法しかやりませんが、協会の講習はもっと踏み込んだ内容でその必要性や実際に起きそうなシュミレーションも兼ねてやっています。実際ダイビングインストラクターとしてこの手のトレーニングは数多く受講してきましたが、協会の内容が今までで一番充実しています。

SUPに関してのレスキューもSUPボードを使った内容等で他のそれとはまた違ったやり方を学べます。

そして仲間内だけでダイビングとシュノーケリングのレスキュートレーニングもやっています。これはもう30年以上のキャリアがありますが、再度手順の確認や新たな内容の意見交換、実際ボートまでの引き上げはボートやラダーによって違うのでその手順もみんなで再確認。

 

SUP、ダイビング、シュノーケリングとツアーを開催しているので全てのレスキュー能力がうちでは必要になってきます。一番大事なことはレスキューが必要とされないことでそれを未然に防ぐことですが、もしトラブルが発生してそうなった場合でも対応出来る技術と体力が我々には必要です。これが出来ないと海関係のガイドはやれないしやってはいけません。こういった取り組みが各ツアーの料金にも含まれていると思います。

島に来られたゲストが快適楽しめるよう日々精進しています。

 

 

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