冬のアルバイト

雑記

今年で独立して20年になります。色々ありましたがなんとか20年やって来れたのも来て頂いたのでお客様や地域住民の方々友人知人、家族のおかげだと思います。

開業したのが2003年の春。シーズン突入時だったのでそれなりにゲストは来てくれましたが、冬に入ると全く来なくなりその時期から冬は何かしらのアルバイトを島内や石垣でやってきました。

冬の時期に一番長く雇ってくれたのが浦内川観光。そこでは遊覧船に乗ってガイドをしていました。そのお陰もあって浦内川には詳しくなったのと浦内川観光の社長や社員の方とは仲良くさせて頂き、マングローブでのSUPクルーズはほとんどこちらでさせて頂いてます。

その他建築作業やスーパーの荷物の配送等のお仕事も。変わったものだと石垣の会社ですが道路標識の建て替え作業。石垣を中心に出張で波照間島にも行き40kmの道路標識の建て替えと一時停止の路面に書く作業の補助など。

一番変わった仕事は由布島の水牛使いの仕事。世界中探しても水牛を使った観光業はほどんどなく日本のみらしい。国内では沖縄本島と竹富島がありますが日本で最初に始めたのが西表島の由布島。島内でも人気の観光スポット。西表島の東側に位置する由布島に西表島から牛車で渡り島内を観光するツアー。その珍しい景色は海を水牛が渡るっ様子。その際の水牛を扱ってました。

水牛は犬同様に知能がすごく高くちゃんと調教すれば素人の私でも言う事を聞いてくれ指示した通りに正確に動いてくれます。

期間にして2〜3ヶ月でしたが、この期間担当していたマリンちゃんとは仲良しになってこんなになついてくれました。私の声も覚えてくれ呼べば寄ってくれるほどでした。ここならではの珍しい楽しいお仕事でした。

開業して最初の10年間の冬はこんな感じで海に入りながらも何かとアルバイトをしてましたが、10年位前に製糖工場の建て替え作業のアルバイトを最後に一年通して自分の仕事だけで生活が成り立つようになりました。

色んなアルバイトをやったおかげで普段とは違う経験出来た事はとても良いことでしたが、やはり自分がやってる仕事だけで生活することが理想。下積みまでとは言いませんが、冬のしんどい時期があったこともあるのでうちに来て頂くお一人様のゲストもとても有難く一人だからって断ることは絶対ないです。

 

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