フォイルマスター

フォイル

先日弟のような友人であり海仲間でありフォイルの師匠でもある村林知安さん(トモと呼んでます)が3年ぶりに西表島に遊びに来てくれました。

彼との出会いは私がニューカレドニに住んでた時にカイトサーフィンの世界大会に日本チャンピオンとして出場するために来たときからになります。私も当時はカイトをやり始めた頃だったので出会ったからに色々アドバイスをもらったりどうでもいい馬鹿話をしたり仲良くなりました。

その数年後に私が西表に戻り、当時トモは風の聖地”御前崎”に住んでいましたが、暖かいエリアを求めて石垣島に越してきました。その時はまだカイトサーフィンの選手と活躍してましたが、次のステージとしてSUPに移行し始めたのもこの時期。ちなみにSUPがまだ日本にほとんどない時に教えてもらったのはトモからです。

カイトでもSUPでも日本チャンピオンになったトモは次のステージをフォイルサーフィンに変わり現在はGO FOIL JAPANの代表でフォイルを日本中に広めた第一人者になります。SUP同様フォイルを教えてくれたのもトモからです。

10歳も歳が離れてますが、海に対する姿勢は見習うことが多くたくさんのことを彼から学び影響も受けました。今では1年の半分近くをマウイ島で過ごしフォイルやボード、ウイングの開発等にも関わっています。販売元でもある彼自身がライダーで最新の道具等をテストして我々のような一般人にフィードバック出来る唯一の人物です。

で、今回は海が一番荒れた日に来てもらい一緒にSUPフォイルのダウンウインドをやりました。風速18m前後とそこそこ荒れた海況。この中で私が使ってる道具でしかも西表で世界のトップフォイラーがどう乗るのかが一番興味があり来てもらいました。

私が普段使ってる道具で簡単にダウンウインドしてるトモ

日本におけるSUPダウンウインドではトモが一番リードしていることは間違く、そのトップフォイラーを間近で見れ、色々アドバイスをもらえるのはとても貴重。今回の経験はまたさらにモチベーションが上がり、自分の目指すところが明確になりました。

有難いことに私の身近な周りにこのようなトップの方々が多くしかも友人であるので非常に嬉しい。ただ思うことは好きなことを真摯にやり続けるとその道のプロとの出会いはいつかあると信じています。

写真は石垣在住のカメラマン北島さんとトモと私。この3人でSUPの取材をしたりその他色々携わってきました。カメラマン、ライダー、現地案内と役割分担してますが共通の思いがあるから数年ぶりに会っても懐かしさを感じる話せる間柄。今回また再会出来て嬉しかったです。

 

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